社台スタリオンステーションの種牡馬展示会

競馬ファンであれば知らない人はいない「社台グループ」という言葉。

社台グループは日本の競走馬の生産牧場集団でスタリオンは種馬という意味です。

つまり社台グループの種馬を繋養している牧場が社台スタリオンステーションです。

そこで、毎年2月に種馬の展示会が開かれます。

展示会には牧場主や馬主さんそして、競馬の調教師さん、社台グループの馬に騎乗している騎手などが招待されますが、一般のファンも見学可能なんです。

種付け前に種馬を展示して、「今年の種付けにいかがですか?」とアピールするんです。

行ったことのある知り合いの話によると、この展示会はとてつもなくリッチなんだとか。お客様もビックネームばかりですから、おもてなしも素晴らしいようです。

地元北海道のカニなどの魚介類とかお肉など豪華な料理がもてなされるらしいのです。

さすが日本の競馬を席巻する社台グループですね。

さて、今年の目玉はなんといっても「キズナ」という馬です。

競馬をあまり知らないという人も聞いたことがあるのではないでしょうか。

武豊騎手が騎乗し日本ダービーを制覇、その年にフランスの凱旋門賞で4着と検討した名馬です。古馬になってからはけがが多く、1勝もできないまま引退しましたが、父ディープインパクトの後継馬として期待されるところだと思います。

ほかにもキズナと同期でジャパンカップを勝ったエピファネイアや天皇賞春を2連覇したフェノーメノなど5頭の新種牡馬の仲間入りを果たしました。

もちろん、ディープインパクトも展示されたそうです。

種付けが終わると、牧場見学も可能になりますので、第二の人生を歩んだ競走馬たちに会いに行きたいですね。