海外旅行は大好きなんですが、私は飛行機が苦手です。

日本国内なら、例え飛行機が早くて便利でも、新幹線や特急列車、バスなどを利用するのですが、海外だとそうも行きません。

幸いにも今まで大きな乱気流に見舞われたことはありませんが、海外の国内線で離陸した瞬間から到着するまでの2時間の間ずっと横にガタガタ揺れ続けたという経験はあります。

客室乗務員のドリンクのサービスも、この揺れで取りやめになりました。

安全のため客室乗務員も後方に着席していたのですが、私は席が近かったこともあり、彼女たちの話し声を聞くことが出来ました。

もちろん英語だったので何を話しているのか分からなかったけれど、雰囲気的に全くシリアスではなく、時折聞こえてくる笑い声に、なんだかずいぶん安堵したことを覚えています。

この揺れはよくある揺れなんだな、と客室乗務員たちの声で確認できたことで安心したのです。

乱気流で怪我人が出たというニュースを見る度、仮に飛行機に近日中に乗る予定がなくても胸がざわつきます。

怪我人が出るほどの乱気流に出くわしたら、私なんてもう恐怖で気を失いそうだし、これがトラウマになって二度と飛行機に乗れなくなるのでは、とすら思います。

しかし、大好きな海外旅行はやめたくないです。

ということは、これからも飛行機に乗り続けるのですよね。

多少の揺れでも平常心でいられる人たちがとても羨ましく、この恐怖心が薄らげばきっと海外旅行ももっと楽しいものになるだろうなぁと思います。

2015.12